- 星のカービィシリーズがいっぱい出ているので繋がりが分からない
- 星のカービィに出てきたドリームフレンズの関係するゲームが知りたい
こんな疑問がある方も多いのではないでしょうか?
実は星のカービィシリーズは発売から30年が経とうとしており、シリーズ本編だけに絞っても14本ほど登場します。
そのため、シリーズ全ての内容を把握するのは困難になります。
本記事では、本編に絞って星のカービィシリーズの歴史と登場したキャラクター(ドリームフレンズ)を解説していきます。
この記事を読めば、星のカービィシリーズの歴史がわかります。
結論としては、星のカービィシリーズは、ディレクターや開発チームの名前を取って、
- 桜井カービィ
- 数字カービィ
- フラグシップカービィ
- 熊崎カービィ
の4つのシリーズがあります。
それぞれのシリーズごとに、同じシリーズでも作風が違っているので、過去のシリーズを遊ぶ際は細かい作風の違いにも目を配ってみると、一層星のカービィの世界を楽しむことができます。
この記事を書いた私のプロフィールは、以下の通りです。

<遠藤ティムのプロフィール>
- ファン歴30年オーバーの任天堂ファン
- 遊んだニンテンドースイッチのゲームは100本以上
- 語れる任天堂豆知識は200個以上
- ブログ村任天堂カテゴリ1位
- ゲームの腕はいまいち
の任天堂ファンブロガー&ゲーム解説者。
私は30年以上任天堂ファンをしてきました。
すべての任天堂ファンに役立つ情報をお届けします。
星のカービィとは
星のカービィ シリーズとは、任天堂とハル研究所が共同で制作しているアクションゲームです。
主人公カービィの持つコピー能力や、空気を吸って空を飛べる点が特徴となっています。
敵を吸い込むと、敵の能力をコピーできます。

コピーした技は多岐にわたるので、多彩な攻撃で敵を倒して、ゴールを目指しましょう。
星のカービィシリーズの特徴やキャラクターについては、『星のカービィシリーズのキャラクター&スイッチおすすめゲーム紹介』で詳しく解説しています。


星のカービィシリーズは、アクションが主体の本編と、それ以外の番外編に分かれます。
星のカービィシリーズ本編の歴史は、『星のカービィ進化の歴史&キャラクター(ドリームフレンズ)徹底解説』で紹介しています。
シリーズの歴史を知らない方は、本記事とあわせて参照ください。




星のカービィシリーズ1.桜井カービィシリーズ
星のカービィ
- 発売年:1992年
- ハード:ゲームボーイ
- 対応するドリームフレンズ:ワドルディ/デデデ大王
星のカービィはゲームボーイで発売されたカービィシリーズの1作目です。
ゲームボーイなので画面は白黒でした。ゲーム画面を見た当時の海外スタッフがカービィを白色のキャラと勘違いして、海外版のパッケージのカービィは白黒という逸話もあります。
当時のカービィにはコピー能力はありませんでしたが、敵を吸って吐くというアクションは健在でした。
また、当時から空気を吸い込んで空を飛べるようになっていて、アクションが苦手な初心者の方が陥りやすい、ジャンプに失敗して穴に落ちて落下するミスがない、初心者に優しい作りになっていました。



初心者に優しいアクションというのは、今でも星のカービィの根底の思想になっています。
ドリームフレンズは、ワドルディとデデデ大王が登場しています。
ワドルディはカービィと同じ1頭身でサルのような生き物、いわゆるスライムなどのような雑魚キャラの代名詞で、カービィシリーズのいたるところ登場しては吸い込まれています。


デデデ大王はプププランドから食べ物をさらった大王です。
カービィの敵ということで悪いイメージを持たれがちですが、夢の泉を守るなど実はいいこともやっていたりします。
大乱闘スマッシュブラザーズでも、とある行いで敵の侵略の阻止に貢献しました。
デデデ大王については、『星のカービィキャラクター考察①実はかっこいいデデデ大王の歴史』でも詳しく紹介しているので、こちらも参照ください。




星のカービィ 夢の泉の物語
- 発売年:1993年
- ハード:ファミリーコンピュータ
- 対応するドリームフレンズ:メタナイト
星のカービィ発売から1年後、ファミコンでも発売され、あざやかなカラーで楽しむことができるようになりました。
今となっては当たり前となったカービィのコピー能力が、使えるようになったのは夢の泉の物語からです。
これにより、カービィが炎を吐いたり、剣で切ったりできるようになり、新たなアクションを楽しめるようになりました。
当時登場したコピー能力は25種類。
スパークやニードルなど類似する能力もあったものの、アクションゲームで25種類も登場するのは非常に豪華な作りでした。
ドリームフレンズとしては、メタナイトが登場。
デデデ大王の部下となっていますが、カービィに独自で支援をしたり、仮面をかぶって正体を隠すなど、謎の多い騎士です。
クールでカッコいいので、多くのファンがいます。その正体は一体誰なのでしょうか?気になりますね。
メタナイトの謎については、『星のカービィキャラクター考察②親子?兄弟?メタナイトの正体は?』で詳しく解説しています。
あわせてどうぞ!


星のカービィ スーパーデラックス
- 発売年:1996年
- ハード:スーパーファミコン
- 対応するドリームフレンズ:マルク
桜井カービィとしては第3弾にあたるのが、スーパーファミコンで発売された星のカービィスーパーデラックスです。
ファミコンでも色鮮やかでしたが、グラフィックが進化したことで、より綺麗なカービィを見ることができるようになりました。
今作は、1本のゲームの中に6+1本のゲームが入っているという非常に豪華な作りとなっています。
最初に楽しめるはるかぜとともには、初代星のカービィのリメイクのような感じなのですが、前回登場したメタナイトがプププランドを侵略するというメタナイトの逆襲や、宇宙をまたにかけた銀河に願いをなどの、スケールの大きいシナリオも楽しむことができます。
コピー能力も大幅にパワーアップして、コピー能力にコマンド技が追加されました。
これにより、1つのコピー能力で4~5個ほどのアクションができるようになったので、よりアクションを楽しむことができます。
ドリームフレンズは、銀河に願いをのラスボス マルクです。
太陽と月が喧嘩したことをきっかけに、願いをかなえてもらえるノヴァを起動させるようカービィをそそのかし、起動させたところで自分の願いを叶えるという、巧妙な策略を企てていました。
そこから、後述するマルクと共に人をだますキャラとして定着しています。
星のカービィシリーズ2.数字カービィシリーズ
星のカービィ2
- 発売年:1995年
- ハード:ゲームボーイ
- 対応するドリームフレンズ:リック/カイン/クー
星のカービィ2は、久しぶりにゲームボーイに登場した、いわゆる数字カービィシリーズの1本目です。
(2となっていますが、星のカービィシリーズとしては初代⇒夢の泉⇒2となって、3作目にあたります。)
今作では、ハムスターのリック、フクロウのクー、マンボウのカインが仲間になって、カービィを助けてくれます。
従来のコピー能力は、誰を仲間にするのかによって能力が変わってくるので、誰を仲間にするのかが重要になります。
また、マップ上で仲間の能力を上手く使いながら、隠されたアイテムを探す収集要素も新たに追加されました。
そのため、どのコピー能力を使って進んでいくのか、誰を仲間にするのかを考えながら進める必要があります。
ドリームフレンズは先ほど紹介したリック・カイン・クーの3匹。
陸地が得意なリック、水中が得意なカイン、空中戦が得意なクー。3者3様得意な分野が分かれているので、使い分けていきましょう。
星のカービィ3
- 発売年:1998年
- ハード:スーパーファミコン
- 対応するドリームフレンズ:グーイ
星のカービィ3はスーパーデラックスと同様、スーパーファミコンで発売されました。
こちらもややこしいですが、スーパーデラックスの後なので3と名がついていますが5作目にあたります。
今作では2でも登場したリック・カイン・クーに加えて、ネコのナゴ、タコのチュチュ、小鳥のピッチの3匹が新しく仲間になり、アクションの幅が広がりました。
グラフィックも手書き風のグラフィックが特徴的で、当時時代遅れとされていた2Dグラフィックの中で革新的な出来栄えでした。
ドリームフレンズは未知の生物、グーイが登場。
実は2と3、64のボスであるダークマター族の一族なのですが、悪の心をまったくもっていないためカービィのお供として活躍します。
カービィとの出会いのきっかけや何故悪の心を持ってないのかは謎で、実は突っ込みどころの多いキャラでもあります。今後明かされることを期待しましょう。
星のカービィ64
- 発売年:2000年
- ハード:NINTENDO64
- 対応するドリームフレンズ:アドレーヌ/リボン
NINTENDO64から発売された星のカービィ64、こちらも64と言っていますが6作目だったりします。
(NINTENDO64から発売されているので当たり前ですが)
今回は、2つの能力をミックスできるコピー能力ミックスが初登場。
ファイアとボムで花火を撃てたり、スパークとアイスで冷蔵庫から食べ物を出せるなど、コピー能力の組み合わせで新たな能力を作り出すことができます。
仲間は、お馴染みのワドルディ、デデデ大王と、星のカービィ3のボスとして登場したアドレーヌ、初登場の妖精リボンが仲間になります。それぞれ特殊能力を使って、カービィの冒険を助けてくれます。
アドレーヌ、リボンについては、星のカービィ64以降出番がほとんどなかったのですが、スターアライズにてドリームフレンズとしてまさかの再登場。
多くのファンを驚かせました。
アドレーヌの特技である、描いた絵からキャラクターが飛び出して味方にする能力を活かして、難局を切り抜けてくれます。
星のカービィシリーズ3.フラグシップカービィシリーズ
星のカービィ 夢の泉の物語デラックス
- 発売年:2002年
- ハード:ゲームボーイアドバンス
- 星のカービィ 夢の泉の物語のリメイク
星のカービィ64以降、しばらくの間据置機でのリリースはストップ。
星のカービィの主戦場は携帯機に移っていきます。
開発元も任天堂・ハル研究所ではなく、カプコンのスタッフが立ち上げたフラグシップという会社で開発していくことになります。
フラグシップカービィ1作目は、前述の星のカービィ 夢の泉の物語をゲームボーイアドバンス向けにリメイクした、星のカービィ 夢の泉の物語デラックスです。
ファミコンのゲームをゲームボーイアドバンスに移植したので、画面は小さくなっていますが細かい箇所の描写なども綺麗に移植されており、丁寧なリメイクとなっています。
また追加要素として、人気の高いメタナイトを操作することができるメタナイトでゴーが追加。タイムアタック要素もあり、慣れてくると1時間を切るぐらいでクリアできるので、丁度いいボリューム量で楽しめました。
小ネタとして、コピー能力を持っているときにスタートボタンを押すと、コピー能力の説明が見れるのですが、その能力説明文が自重していない事が特徴。
桜井さんがテキストを担当されたそうなのですが、センスが独特でクセがすごい。
多分初見の方が読んでも、何が何だかわからないと思います。
星のカービィ 鏡の大迷宮
- 発売年:2004年
- ハード:ゲームボーイアドバンス
- 対応するドリームフレンズ:ダークメタナイト
星のカービィ 鏡の大迷宮は、フラグシップカービィの完全新作1作目です。
本作はメトロイドのように、各ステージが繋がって1つのマップになっています。
迷宮の中にはお宝が隠されており、コンプリートするためにはマップの隅々を探索する必要があります。
また、64以来のコピー能力ミックスが再登場。
ソードを持ってる状態で炎を攻撃することで、剣に炎属性を持たせることができたり、同様の方法で氷属性や雷属性をつけることもできました。
今作ではメタナイトは使えないですが、実はゲームをクリアするとメタナイトの剣、ギャラクシアを使うことができます。
いろんな属性を持っていたり、切ったりできる最強コピーなので有効活用しましょう。
更に、今回は大乱闘スマッシュブラザーズに登場するマスターハンドとクレイジーハンドが登場、これだけでもすごいのですが、コピーするとスマブラという能力が使えます。
カービィの世界でスマブラのアクションができる、数少ないゲームとなっています。
ドリームフレンズは黒いメタナイト、ダークメタナイトが登場。鏡の大迷宮ではカービィを切りつけて4人に分裂させたり、ラスボス相手にカービィに手を貸したり暗躍していました。実はディメンションミラーの中の住民です。
星のカービィ 参上!ドロッチェ団
- 発売年:2006年
- ハード:ニンテンドーDS
- 対応するドリームフレンズ:ドロッチェ
当時大流行していたニンテンドーDS、そこに満を持して発売されたのが、星のカービィ参上ドロッチェ団です。
ニンテンドーDSの上下2画面あるという特徴を最大限生かし、上画面はゲーム画面、下画面はカービィのおなかの中となっており、下画面をタッチすることでコピーしたり、コピー能力をミックスしたりできます。
コピー能力をミックスさせることで、能力をどんどんパワーアップさせていくという楽しみも生まれました。
今作の敵は神出鬼没の怪盗ドロッチェ団。
始めはカービィのケーキを盗むという小さな盗みを働いていましたが、最終的に大きな意味があることがわかります。
ドロッチェ団の団長ドロッチェは、スターアライズでドリームフレンズとして使うことができます。
身軽な動きと仲間を召喚してトリッキーに戦うことが出来る、ちょっと変わったキャラとなっています。
星のカービィシリーズ4.熊崎カービィシリーズ
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
- 発売年:2008年
- ハード:ニンテンドーDS
- 星のカービィ スーパーデラックスのリメイク
星のカービィ スーパーデラックスから10年以上たち、ハル研究所が開発するカービィは見なくなってしました。
しかし、10年以上の時を破り遂に帰ってきました。それが通称、熊崎カービィの始まりです。
第1作はスーパーデラックスのリメイクからでした。
熊崎カービィの特徴としては、ボス戦の中でスタートボタンを押すと、そのボスの設定やバックグラウンドが見れること。
戦うだけのボスでしたが、意外な設定があったり、けっこう重い設定もあったりして、カービィの見方が変わることもあります。
その他、熊崎カービィになってから世界観の設定にもこだわるようになっており、今までのノヴァやディメンションミラーなどの設定の裏付けや、伏線の回収なども行っています。
そして熊崎カービィを語る上では、ソウルボスは欠かせないでしょう。
最後のボスラッシュでは、ゲームのラスボスがパワーアップして襲ってくるのですが、このパワーアップがソウル化です。
ソウル化した理由はボスごとにばらばらなのですが、共通して理由が重く、またソウル化するとそのボスは不幸になってしまいます。
今作のラスボス、マルクもソウル化して登場。
攻撃も激しく、おぞましくなっており、最後は断末魔をあげてとんでもない最後を見せました。
星のカービィ Wii
- 発売年:2011年
- ハード:Wii
- 対応するドリームフレンズ:マホロア
熊崎カービィの完全新作の1作目は、Wiiから発売された星のカービィWiiです。
実はゲームキューブ版の開発も水面裏で進んでいたのですが、何回も作ってはボツになっていたので、苦難の上での誕生でした。
今回は、カービィだけでなく、星のカービィ 夢の泉のデラックスの隠しキャラだったメタナイトや、デデデ大王、ワドルディも味方になって操作することができます。
また、リモコン4個で複数人プレイができるようになり、従来より簡単に複数人で遊べるようになりました。
そして、スーパーデラックスで人気だった、コマンド式コピー能力が復活。
グラフィックのレベルが上がったこともあり、一層爽快なアクションができるようになりました。
今回のドリームフレンズは、ラスボスのマホロア。
最初宇宙船が不時着したところをカービィが助けて、そのお礼に彼のふるさとハルカンドラまで行くのですが、守り神ランディアを倒してマスタークラウンを取ると態度が一変。
クラウンの力でカービィたちを倒して宇宙の支配を仕掛けてきます。
最初からカービィたちをだまして、ランディアを倒すためにけしかけていたのです。
このことから、前述のマルクと同様、誰かをだますキャラや、ずる賢い商人キャラが定着していくようになりました。
星のカービィ トリプルデラックス
- 発売年:2014年
- ハード:ニンテンドー3DS
- 対応するドリームフレンズ:タランザ
ハードをニンテンドー3DSに移して、星のカービィトリプルデラックスが発売されました。
今回は奥行きのあるステージが新たに登場し、手前と奥の2ラインで遊べます。
また、ジャイロセンサーを活用して本体を傾けて謎解きする仕掛けなども登場しました。
ミニゲームは、カービィ同士が戦うカービィファイターズと、カービィ初のリズムアクションであるデデデ大王のデデデでデンが収録されています。
ミニゲームとはいえ、後に1本のゲームになるほど本格的に作られており、これだけでも楽しめます。
また、今作の特徴として、音楽が非常にいいことがあります。
特にラスボス、クイン・セクトニア戦である狂花水月はイントロの入りから終盤の盛り上がりまで非常に出来が良く、多くのファンを獲得した名曲です。
ドリームフレンズは、クイン・セクトニアの側近、タランザ。
クモの仲間で、デデデ大王をさらったり、操ったデデデ大王とカービィを戦わせるなど、様々な特殊能力を使ってカービィを苦しめます。
セクトニアを倒した後は、カービィと和解したようで仲間になってくれます。
星のカービィ ロボボプラネット
- 発売年:2016年
- ハード:ニンテンドー3DS
- 対応するドリームフレンズ:スージー
ニンテンドー3DSの2作目が、星のカービィ ロボボプラネットです。
前回は自然がメインの雰囲気だったのですが、今回はガラッと雰囲気が変わり、機械や無機物の多い人工的な雰囲気となっています。
今作の目玉は、カービィがロボに乗ることでロボットを操作できることでしょう。
ロボットもカービィのようにコピー能力があり、コピーした能力で今までとは違ったアクションをすることができます。
今作では、スーパーデラックスで登場した願いをかなえる機械ノヴァがまさかの再登場。
詳細はネタバレになるので控えますが、今回の物語に大きな影響を与えます。
ドリームフレンズは、プププランド侵略計画を指揮するハルトマンカンパニーの秘書スージー。
戦闘用のロボットに乗って、カービィの前に立ちふさがります。
星のカービィ スターアライズ
- 発売年:2018年
- ハード:ニンテンドースイッチ
- 対応するドリームフレンズ:キッス/ルージュ/パルルティザーヌ
人気のニンテンドースイッチにも、星のカービィがやってきました。
それが星のカービィスターアライズです。
満を持して、スーパーデラックス以来のヘルパーが復活。
普段はカービィの前に立ちふさがる敵を、味方として操作することができます。
そして、64やフラグシップカービィを思い出させるコピー能力ミックスも復活。
ソードやヨーヨーなどの武器系コピーに、ファイアやアイスなどの属性攻撃を付与することで、強力な属性攻撃をすることができるようになります。
中には、攻撃パターンが変わる豪華なものも。色々組み合わせる楽しみが生まれました。
更に、歴代カービィの仲間たちが味方になるドリームフレンズの要素も追加。
星のカービィWii以降お馴染みとなったメタナイトやデデデ大王の他、その後のシリーズではあまり見なかったリック・カイン・クーやアドレーヌ・リボンなどの面々、マルク・マホロア・タランザ・スージーなどのカービィを苦しめた強敵など、ファンならたまらない編成で遊ぶことでできるようになりました。



まさに、オールスター。
その他、星のカービィシリーズ スターアライズの魅力は、『星のカービィスターアライズの難易度・ボリュームを評価(レビュー)』で紹介しています。難易度やボリュームもレポートしていますので、お時間あればあわせて読んで下さい。


今回の敵は魔力を持つ民族の生き残り、神官ハイネス。
魔力を生かして破壊神を想像し世界を滅ぼすことを企てます。
実は、ストーリーを通じてカービィの秘密も少し明らかになります。
ここのストーリーも必見です。
ドリームフレンズは、神官ハイネスの部下、キッス・ルージュ・パルルティザーヌの3体。
それぞれ、炎・氷・雷攻撃のエキスパートで、大乱闘スマッシュブラザーズのホムラ・ヒカリのようにキャラクターを交代させることができます。
3属性使えるのはかなりのメリット。ぜひ有効に活用しましょう。


星のカービィ ディスカバリー
- 発売年:2022年
- ハード:ニンテンドースイッチ
2022年に、星のカービィ新作が発売されることが発表されました。



スターアライズが星のカービィシリーズの総集編みたいなイメージがあって、一旦カービィシリーズはお休みになるかと思っていたのですが、開発は進んでたみたいで嬉しいです。
今回は今までのシリーズからは打って変わって、3Dアクションとなりました。
カービィが異世界の無人島にたどり着くという、今までの世界観から一新した作風となっています。
廃墟となったショッピングモールや遊園地など、従来のカービィとは違ったステージが登場するのが特徴です。
また、少々マニアックな話にはなりますが、今まで熊崎カービィをてがけてきたディレクターの熊崎信也氏がハル研究所の取締役に就任されたとのこと。
開発体制も心機一転、リスタートしたものと思われます。
スターアライズよりも後の作品なので、ドリームフレンズは登場しませんが、エルフィンというキャラクターがカービィの相棒を務めます。
敵か味方か怪しい面もありますが、ぜひプレイして確かめてみてください。


星のカービィシリーズの歴史まとめ
星のカービィシリーズの歴史を、本編に絞って振り返ってみました。
結構星のカービィシリーズも長いですよね。
実はシリーズの途中には、桜井氏のハル研究所退社にともなう今後の制作体制の変更や、カービィブランド存続の危機などもあったのですが、フラグシップ社や熊崎さんの助けもあり、任天堂にとってなくてはならないブランドとして今も生き続けています。
星のカービィは制作スタッフの違いによって、
- 桜井カービィ(初代・夢の泉の物語・スーパーデラックス)
- 数字カービィ(2・3・64)
- フラグシップカービィ(夢の泉の物語デラックス・鏡の大迷宮・参上ドロッチェ団!)
- 熊崎カービィ(ウルトラスーパーデラックス・Wii・トリプルデラックス・ロボボプラネット・スターアライズ・ディスカバリー)
の4つにわかれます。
一部のゲームは、ニンテンドースイッチオンライン会員特典のファミコン・スーファミ・NINTENDO64のゲーム配信でも遊ぶことができるので、ぜひ手に取ってみてください。


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