- 難易度の高い3Dアクションに挑戦したい方
- 3Dシューティングゲーム(スプラトゥーンなど)が好きな方
- フィールドが広大になり探索してみたい
- ポンプアクションが入りマリオにシューティング要素が加わった
- ポンプアクションで移動も自由度が広がった
- リゾート地を思わせるような世界観が素敵
- マリオを操作しながらポンプの照準を合わせるのが難しい
- 精度の高いアクションを要求されることが多い
- 苦手なコース(シャイン)を飛ばすことができない
スーパーマリオサンシャインをやってみたい。
けど難しいらしいし、不安。
という方へ。
実際、スーパーマリオサンシャインは難易度の高さは指摘されます。
一方、傑作3Dアクションとして今でも評価が高いです。
今回のレビューは、始めてスーパーマリオサンシャインに触れる方を対象に、楽しむためのポイントを紹介します。
この記事を読むことで、自分がスーパーマリオサンシャインをプレイするべきか、判断できます。
スーパーマリオサンシャインは、難しいポイントはいくつかありますが、クリアさせる気がないという理不尽な物でなく、確実に突破できる手ごたえがある、攻略しがいのある難易度になっています。
難しいアクションゲームに挑戦したい人に、ぜひおすすめしたいゲームです。
この記事を書いた私のプロフィールは、以下の通りです。
<遠藤ティムのプロフィール>
- ファン歴30年オーバーの任天堂ファン
- 遊んだニンテンドースイッチのゲームは100本以上
- 語れる任天堂豆知識は200個以上
- ブログ村任天堂カテゴリ1位
- ゲームの腕はいまいち
の任天堂ファンブロガー&ゲーム解説者。
私は30年以上任天堂ファンをしてきました。
すべての任天堂ファンに役立つ情報をお届けします。
スーパーマリオシリーズとは
スーパーマリオシリーズとは、任天堂から発売される、マリオが登場するゲームのことです。
クッパにさらわれたピーチ姫を救出するため、マリオがアクションステージなどで奮闘します。
たくさんの仕掛けが施されたステージを攻略して、打倒クッパを目指しましょう!
ゲームジャンルとしてはアクションゲームが主流ですが、みんなでわいわい楽しめるパーティゲームや、ストイックに腕を競い合うスポーツゲーム、アイテムを使ったレースなどが楽しめるマリオカートシリーズなどもあります。
スーパーマリオシリーズの内容や、ニンテンドースイッチ(Nintendo Swich)で遊べるゲームについては、『スーパーマリオとは?スイッチ(Switch)おすすめゲーム紹介!』を参照ください。
スーパーマリオサンシャインとは
スーパーマリオサンシャインは2002年にNINTENDO GAMECUBE(ニンテンドーゲームキューブ)のソフトとして発売され、2020年にスーパーマリオ3Dコレクションのゲームの一つとして移植されました。
スーパーマリオ64から実に6年後の新規タイトル発表でしたが、奥が深いポンプアクションと、マニアも納得の攻略性が話題となりました。
スーパーマリオ3Dコレクションは、残念ながら2021年3月までの期間限定発売でしたので、今は買うことはできないのですが、持っている人も多いと思います。
『スーパーマリオ3Dコレクションを評価、難易度、おすすめの順番を紹介』で詳しくレビューしてるので、そちらも読んでみてください。
今ならamazonなどで購入可能なようです。
品切れになる前に、買っておきましょう!
スーパーマリオサンシャインは難しい
まず始めにお伝えしたいこと、それはスーパーマリオサンシャインは3Dマリオの中で最も難しいということです。
他のマリオの3Dアクションは、初心者への配慮やユーザーフレンドリーなどがあるのですが、このゲームにはそのような温情は一切ありません。
多分スーパーマリオ64などで3Dアクションに慣れた人向けに設計されていると思うのですが、クリアするだけでもかなりのトライ&エラーを要求されます。
なので、スーパーマリオサンシャインは他のゲームをやって、3Dアクションに慣れてからトライすることを推奨します。
間違ってもスーパーマリオ3Dコレクションで始めて触れる人が、最初にやって良いゲームではありません。
初心者の方へは、ステージが素直でシンプルなスーパーマリオ64(スーパーマリオ64を評価、面白い革新的3Dアクションの名作)や、ユーザーフレンドリーな配慮が丁寧なスーパーマリオ3Dワールド(スーパーマリオ3Dワールドを評価!難易度、面白い点をレポート)をおすすめします。
個人的トラウマステージ「シレナビーチ」
なぜここまで、口を酸っぱくして伝えるのか、スーパーマリオサンシャインの難しさを象徴するステージ、シレナビーチをとって紹介します。
個人的なトラウマもあり、少々長くなりますがお付き合いください。
まず最初に襲ってくるのが海からやってくるマンタ。
これ自体はゆっくりしたボスなのですが、水をかけると2匹に分裂する&スピードアップするのです。
手当たり次第にやっていくとネズミ算式に増えるマンタ。
気づくと辺り一面囲まれて、なすすべもなくお陀仏になってしまうという、なんとも恐ろしいボスです。
初見でやるとパニックになること必至です。
そこを超えても、「ホテルのロビーのヒミツ」が襲ってきます。
テレサに水をかけるとブロックになるので、そこを足場に進んでいくのですが、狭い足場でテレサに照準を定めるのが難しく、上にあるアスレチックの入口まで登るのが難しいです。
テレサ地帯を超えても難しいアスレチックがあるため、ゲームオーバーになったら初めからやり直しという二段構えで、確実に心を折ってきます。
めげずに頑張って進んでも、見えない屋根裏や壁の中を突っ切る凶悪な探索ステージめいきゅうホテルデルフィーノや、ビーチが汚れたから掃除しろとモンテ人に要求された挙句3分以内に掃除しきれないとマリオが死んでしまうという理不尽なステージなど、高難易度のコースがてんこ盛りにあります。
シレナビーチの攻略については、『【スーパーマリオサンシャイン】トラウマステージ、シレナビーチ攻略』にて解説していますので、クリアしたい方はあわせて読んで下さい。
スーパーマリオサンシャインの面白い4つのポイント
ここまで、いかにこのゲームが難しいかということをお伝えしてきました。
尻込みしてしまうかもしれませんが、ゲームの腕に自身がある人や、既存の3Dアクションに飽きてしまった人には、ぜひトライしてもらいたいと思います。
難しいポイントはいくつかありますが、クリアさせる気がないという理不尽な物でなく、攻略法さえみつければ確実に上達する手ごたえはあり、いつか突破できるという、絶妙な難易度だからです。
面白いポイント1. 探索してみたくなる広大なフィールド
今回のフィールドは、スーパーマリオ64に比べると広く、より大きな世界でアクション出来るようになりました。
それでいて、船のドックがあったり、遊園地があったり、ホテルがあったり、モンテ族の村があったりで、色々なギミックがあるので、探索し甲斐があります。
船のドッグの骨組みですら、マリオにとってはアクションのコースになります。
広いフィールドでありながら、無駄な空間のないコース設計は実に見事です。
面白いポイント2. ポンプアクションにより加わるシューティング要素
今回のマリオはポンプを背負い、ポンプから水鉄砲を発射することができます。
ポンプアクションにより、従来の3Dアクションにシューティング要素が加わり、アクションの幅が広がりました。
おまけとしてのシューティング要素でなく、的に照準を合わせながら(エイムしながら)水を発射するアクションや、それを利用しないと倒せないボスやギミックもあるため、シューティングの腕(難しい言葉でいえばTPSの腕)も必要になってきます。
動きながら照準を合わせて敵を倒すという意味では、イメージとしてはスプラトゥーンに近いかもしれません。
もちろん、スーパーマリオサンシャインのほうが先にリリースされていますが。
面白いポイント3. ポンプアクションが実現した移動の広い自由度
ポンプアクションは、敵を倒すだけでなく、マリオの移動にも活用できます。
主に使うのは、水の力でマリオが一定時間空に浮くホバーノズルでしょう。
ヨッシーの踏ん張りジャンプや、ピーチ姫のホバリング能力に近い感じです。
確かに、コースの難易度は上がっているのですが、このホバーノズルは攻略する初心者の大きな助けとなってくれます。
ショートカットに使うことや、足を踏み外した時の修正に使えるので、移動の自由度が広がり、どうやって進んだらいいかを考える攻略性も広がっていきます。
面白いポイント4. リゾート地を思わせる世界観
そしてマリオサンシャインといえば、「サンシャイン」の名に恥じない明るい世界観も外せません。
今回の舞台となるドルピック島は、南の島のリゾート地という位置づけなのですが、島もどこか異国情緒ただようリゾート地っぽいイメージになってます。
雰囲気としてはハワイのリゾートアイランドが近いでしょうか。
リゾートアイランドと、マリオのイメージが最高にマッチしてます。
遊び要素ですが、サングラスがかけられるなど、カッコいいマリオの一面も見れると思います。
実際に操作して、太陽を取り戻す旅に出てもらいたいです。
スーパーマリオサンシャインの難しい3つのポイント
難しいポイント1. マリオを操作しながらポンプの照準を合わせるのが難しい
今回新たに加わった、ポンプから水鉄砲を発射するポンプアクション。
スプラトゥーンをやられている方なら分かると思うのですが、マリオを操作しながらポンプの照準を合わせるというのは結構忙しく、慣れないうちは難しいと感じてしまうと思います。
ポンプアクションが至るところに出てくるので、シューティングが苦手な方ですと、大変なステージが出てくると思います。
対策としては、まずマリオの向きを標的に合わせることを意識して、エイム(照準合わせ)せずに敵を倒せるようにしましょう。
難しいポイント2. 精度の高いアクションを要求されることが多い
スーパーマリオ64から進化した分、アクションのコース設計も難しくなっており、精度の高いアクションを要求されることが多いです。
序盤から、細い鉄骨の上を登ったり歩いたり(落ちるとミスこそしないものの始めからやり直しになります)、ゆらゆら揺れる海賊船の上をジャンプで飛び移ったり(こちらも失敗すると始めからやり直しです)、かなり難易度が高いです。
ポンプの助けもあるので、3Dアクションになれている人ならそこまで手こずることはないかもしれませんが、初心者はかなり難しい印象を受けるでしょう。
難しいポイント3. 苦手なコース(シャイン)を飛ばすことができない
これらの高難易度に拍車をかけているのが、スーパーマリオサンシャインのクリア条件です。
他の3Dマリオですと、全てのスター(などの収集物)を集める必要はなく、半分強のスターでエンディングを見ることが可能です。
すなわち、苦手なコースやどうしても取れないスターがあれば、無視して他のスターを集めることでクリアできました。
しかし、スーパーマリオサンシャインは、コース上のシャイン(収集物)は全て集めることが必須です。
(コース以外のシャインは飛ばすことが可能)
そのため、苦手なコースがあっても、他のコースで補填するという救済措置を使うことができず、必ずクリアしないといけません。
前述したトラウマステージ、シレナビーチなども、全部クリアする必要があります。
さすがに厳しすぎたのか、次回作のスーパーマリオギャラクシーやスーパーマリオオデッセイでは緩和されたのですが、難しいコースでも絶対にクリアしないといけないというのは、初心者にはかなりのプレッシャーです。
スーパーマリオサンシャインを評価、難しいけど面白い4つのポイントまとめ
今回はスーパーマリオサンシャインのレビューをしました。
本ブログが初心者目線でのゲーム紹介、攻略記事を書いているため、難易度の面で厳しい評価になってしまいましたが、ゲームの腕に自身がある人や、既存の3Dアクションに飽きてしまった人には、ぜひおすすめしたいです。
難しいポイントはいくつかありますが、クリアさせる気がないという理不尽な物でなく、確実に上達する手ごたえはあり、いつか突破できるという、攻略しがいのある難易度になっているためです。
広大かつ無駄がないフィールドは、歩き回っているだけで楽しいですし、ポンプアクションを使った攻略は、3Dアクションに新しい楽しみを提案してくれました。
任天堂からの挑戦状とも思える本作品、スーパーマリオ3Dコレクションに収録されていますので、ぜひファンの方にプレイしてみましょう。
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