- やりこみがいのあるゲームを探している方
- 爽快なハック&スラッシュのゲームを探している方
- ゼルダの伝説シリーズのキャラクターが好きな方
- 各ゼルダシリーズからバランスよく収録しておりキャラクターが豊富
- ボリュームが多くやりこみ甲斐がある
- 世界観がゼルダの世界を完全再現しており素晴らしい
- ボリュームは多いがやることは単純な繰り返しなので飽きる
- 巨大ボスはヒット&アウェイの繰り返しで爽快感に欠ける
ゼルダ無双って2作あるけど前作やる意味あるの?
ゼルダ無双を買った方がいい人ってどんな人?
こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
実はゼルダ無双は2作登場しているのですが、1作目のハイラルオールスターズを買った方がいい人と、2作目の厄災の黙示録を買った方がいい人がいます。
また、無双シリーズも特徴がはっきりしているため、合う合わないがはっきりしやすい傾向にあります。
本記事では、ゼルダ無双1作目にあたる、ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXの特徴、登場するキャラクター、ゲームの良いところ、残念な所などをレビューします。
本記事を読めば、ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXがどんなゲームかわかり、自分が買った方がいいか判断できます。
結論としては、本作はゼルダの伝説の世界観の再現度が高く、ゼルダシリーズのゲームキャラが多数登場するので、ファンの満足度は高いです。
爽快なアクションゲームを探している方や、やりこみ要素の豊富なゲームをやりたい方、ゼルダシリーズのキャラクターで使いたいキャラがいる方に、特におすすめしたい1本です。
この記事を書いた私のプロフィールは、以下の通りです。
<遠藤ティムのプロフィール>
- ファン歴30年オーバーの任天堂ファン
- 遊んだニンテンドースイッチのゲームは100本以上
- 語れる任天堂豆知識は200個以上
- ブログ村任天堂カテゴリ1位
- ゲームの腕はいまいち
の任天堂ファンブロガー&ゲーム解説者。
私は30年以上任天堂ファンをしてきました。
すべての任天堂ファンに役立つ情報をお届けします。
ゼルダの伝説シリーズとは
ゼルダの伝説シリーズとは、主人公リンクを操作して敵を倒しながらダンジョンを攻略していく、ハック&スラッシュ型のアクションゲームです。
敵を倒すだけでなく、ダンジョンでは至る所に仕掛けや罠が施されているので、それらを頭を使って突破していく謎解き要素もあります。
基本的には、力のトライフォースを持ったガノン(ガノンドロフ)が復活するため、ガノンの野望をリンクとゼルダ姫が協力して食い止めるというのが、主なストーリーです。
その他、ゼルダの伝説シリーズ全般のストーリー、キャラクター、遊べるゲームについて、『 ゼルダの伝説とは?スイッチ(Switch)おすすめゲーム紹介 』にまとめています。
ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXとは
ゼルダ無双とは、コーエーテクモにて開発されている無双シリーズの1つです。
無双シリーズは、三国志の世界を舞台にした三国無双や、日本の戦国時代を舞台とした戦国無双など、様々なシリーズがあります。
今回のゼルダ無双は、任天堂から発売されているゼルダの伝説の世界観で、無双シリーズを遊べます。
2021年8月時点で、ニンテンドースイッチでは、第1作目のゼルダ無双ハイラルオールスターズDXと、2作目でゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをベースにしたゼルダ無双 災厄の黙示録があります。
今回のレビュー記事では、1作目のゼルダ無双ハイラルオールスターズDXを紹介します。
ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXの特徴
ハック&スラッシュで敵をなぎ倒していく一騎当千のアクションゲーム
無双シリーズの特徴として、主人公(操作キャラクター)が周りの敵キャラクターに比べてやたらと強いということがあります。
主人公は100人以上の敵に囲まれてしまうということが当たり前にあるのですが、雑魚敵であればほとんどダメージを受けずに100人以上を1瞬で全滅させることができます。
アクションゲームですが、ボタンを連打すれば自然と技がつながるので、難しいことなく、移動しながらBボタンを連打してたら、周りの敵をボコボコにできます。
まさに一騎当千のアクションゲームですね。
ただし、将軍格の強い敵キャラクターも存在します。
彼らは攻撃してもガードしてきたり、時々攻撃してきたりするので、うまく攻撃をかわして反撃しましょう。
また、アクションゲームですがレジェンドモードをクリアするためには、多少のコツも必要になってきます。
攻略のポイントと強いキャラクターは、個別記事『 ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXレジェンドモード攻略の要5選 』で攻略していますので、あわせて読んで下さい。
ゼルダの伝説シリーズとのコラボによりリンクたちで戦場を無双できる
今回の無双シリーズは、ゲームメーカーの枠を超えたゼルダ伝説シリーズのコラボです。
そのため、ゼルダの伝説のキャラクターが惜しげもなく使われています。
ゼルダの伝説も主人公リンクが、敵をバンバン倒していくアクションゲームなのですが、無双シリーズとコラボしたことで、リンクのアクションがよりいきいきと動きます。
リンクの他にも、ゼルダ姫やインパ、シークなど、普段ゲームで操作することがないキャラクターも操作キャラクターになっているので、派手に動き回ってアクションをさせることができます。(詳しい登場キャラクターは後述します。)
また武器もおなじみの剣の他に、弓やバクダン、ブーメラン、フックショットなど、ゼルダの伝説でおなじみのアイテムを使うこともできます。ここらへんの再現が、ファンにはうれしいですね。
ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXの良い点
各ゼルダシリーズからバランスよく収録した豊富なキャラクター
ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXは、ハイラルオールスターズの名に恥じない通り、歴代のゼルダの伝説シリーズのキャラクターが多数登場します。
登場するキャラクターと、出演したゲームはこちらです。
- リンク (ゼルダの伝説シリーズ全般)
- ゼルダ姫 (ゼルダの伝説シリーズ全般)
- ガノンドロフ (ゼルダの伝説シリーズ全般)
- インパ (ゼルダの伝説シリーズ全般)
- マリン (ゼルダの伝説 夢を見る島)
- シーク (ゼルダの伝説 時のオカリナ)
- ダルニア (ゼルダの伝説 時のオカリナ)
- ルト姫 (ゼルダの伝説 時のオカリナ)
- 子供リンク (ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)
- スタルキッド (ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)
- チンクル (ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)
- トゥーンリンク (ゼルダの伝説 風のタクト)
- トゥーンゼルダ (ゼルダの伝説 風のタクト)
- メドリ (ゼルダの伝説 風のタクト)
- テトラ (ゼルダの伝説 風のタクト)
- ハイラル王 (ゼルダの伝説 風のタクト)
- ミドナ (ゼルダの伝説トワイライトプリンセス)
- アゲハ (ゼルダの伝説トワイライトプリンセス)
- 真のミドナ (ゼルダの伝説トワイライトプリンセス)
- ザント (ゼルダの伝説トワイライトプリンセス)
- ファイ (ゼルダの伝説スカイウォードソード)
- ギラヒム (ゼルダの伝説スカイウォードソード)
- ラビィオ (ゼルダの伝説神々のトライフォース2)
- ユガ (ゼルダの伝説神々のトライフォース2)
- リンクル (オリジナルキャラ)
- ラナ (オリジナルキャラ)
- ウィズロ (オリジナルキャラ)
- シア (オリジナルキャラ)
- ヴァルガ (オリジナルキャラ)
実に29体のキャラクターをプレイアブルで操作することができます。
残念ながら、最新作のゼルダの伝説ブレスオブザワイルドこそ収録されていませんが、ここまでいっぱいキャラや、ゲームシリーズから登場したら、自分の好きなゼルダシリーズのゲームキャラクターもいるのではないでしょうか?
キャラクター数が多いのはもちろんのこと、各シリーズから偏りなく出ているのが嬉しいですよね。
個人的には神々のトライフォースからアグニム様を使いたかったですが、、
ただし、ブレスオブザワイルドの前に作られたゲームのため、ブレスオブザワイルドのキャラは登場しません。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドが好きな方は、続編にあたるゼルダ無双 災厄の黙示録を遊ぶことをおすすめします。
この手のオールスターゲームにおいて、登場キャラクターが多いということは、それだけで素晴らしい価値を持ちます。
8作品29キャラと、多くのゲームシリーズのキャラクターが操作できることが、本ゲームの魅力です。
強いキャラのランキングについては、『ゼルダ無双ハイラルオールスターズDX最強キャラクターランキング』にまとめています。強いキャラクターを使いたい方は、読んでみてください。
やりこみがいのある大ボリューム
ゼルダ無双シリーズの魅力として、やりこみ要素が非常に多く、ボリュームが大きいことがあります。
基本的なストーリーは、レジェンドモードで進んでいきます。レジェンドモードは10~20時間ほどかかり、これだけでも1つのアクションゲームとして成立するのですが、レジェンドモードは本ゲームのほんの一部、割合にして1割程度にしかすぎません。
本作はレジェンドモードの他に、10個のマップを舞台にさまざまなバトルに挑戦する、やりこみ用のアドベンチャーモードもあります。
このボリュームが凄い量。
1マップクリアするにも数10時間かかるのですが、そのマップが10個もあるため、完全にクリアするにはかなりの時間を要するでしょう。
また、キャラクターレベルも設定されているので、29キャラ全てを育てきろうと思うと、やりこみがいがあります。
このように、アドベンチャーモード、育成など、様々なやりこみ要素が用意されているため、やりこみ甲斐が非常にあります。
ゼルダの世界を完全再現した世界観
ゼルダ無双は、あくまで無双シリーズの1つなのですが、ゼルダの伝説シリーズの1つとしても違和感がないほど、世界観が作りこまれています。
例えば、リンクを使う場合メインウェポンの剣も使うのですが、バクダンや弓矢、ブーメラン、フックショットなどもサブウェポンとして使うことができます。
ゼルダの伝説本編でも、剣だけでなく弓やバクダンなどのアイテムをうまく使うことで効率よく敵を倒す事ができるのですが、この点が忠実に再現されています。
そのほかに、ツボの中にアイテムが入っていたり、薬で体力を回復したり、ハートのかけらや黄金のスタルチュラがマップのどこかに隠されていたり。
また、ゼルダシリーズおなじみのニワトリも登場します。イタズラ半分で攻撃してしまうと、手痛い反撃を受けることになるでしょう。
このように、ゼルダファンなら思わずニヤリとしてしまう要素がちりばめられています。
ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXの残念な点
ボリュームは多いがやることは単純な繰り返しなので飽きる
前述の通り、ゼルダ無双はやりこみ要素が豊富で、完全にやろうとすると凄いボリュームとなっています。
一方、やりこみ要素の大半はストーリーのない、アドベンチャーモードになります。
無双シリーズ自体が、片っ端から敵を倒していくハック&スラッシュの要素が強いのですが、この手のゲームは操作がワンパターンになって単調になってしまうという欠点があります。
アドベンチャーモードにストーリーがない、ゲーム自体が操作が単調になりがちという点で、ストーリーとゲーム性両方の面で、飽きやすくなってしまいます。
ボリュームが多いのも裏目となり、完全にクリアする前に飽きてしまうかもしれません。
ただし、ストーリーを見るだけでしたら、レジェンドモードの分量は適正なのでテンポよく進みます。
無理に全部をやろうとせず、気に入ったキャラやアドベンチャーマップを極めていくことをおすすめします。
巨大ボスはヒット&アウェイの繰り返しで爽快感に欠ける
無双シリーズは、簡単な操作で自由にコンボを決められ、雑魚敵をバッタバッタとなぎ倒していく爽快感が魅力です。
ですが、本作に登場する巨大ボスは例外になります。
巨大ボスは、敵が攻撃した後に発生するスキを狙ってサブウェポンで攻撃して、ひるんだタイミングでダメージを与えるという戦い方になります。
この戦い方自体は、ゼルダの伝説シリーズのボスの戦い方を踏襲しているので問題はないのですが、相手の攻撃した後のスキでないと攻撃が通らないので、ヒット&アウェイの繰り返しとなり戦い方が受動的になります。
無双シリーズの爽快感を求めると、イメージと違ってしまうかもしれません。
ゼルダの伝説本編では、巨大ボスとは1回しか戦わないのであまり煩わしく感じませんが、ゼルダ無双では同じ巨大ボスと何回、何10回と戦うことになります。
何回も戦うと、少し面倒に感じてしまいます。
効率が悪くても、能動的にダメージを与える方法があると良かったかもしれないですね。
ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXの評価まとめ
本記事では、ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXのレビュー記事として、特徴、良い点、残念な点を紹介しました。
ゼルダ無双は無双シリーズとゼルダの伝説シリーズのコラボでできたゲームで、ハック&スラッシュで敵をなぎ倒していく一騎当千のアクションゲームになります。
ゼルダの伝説シリーズとのコラボにより、おなじみのリンクたちで戦場を無双できます。
本ゲームの素晴らしい点は、
- 各ゼルダシリーズからバランスよく収録しておりキャラクターが豊富
- ボリュームが多くやりこみ甲斐がある
- 世界観がゼルダの世界を完全再現しており素晴らしい
の3点になります。逆に残念な点は、
- ボリュームは多いがやることは単純な繰り返しなので飽きる
- 巨大ボスはヒット&アウェイの繰り返しで爽快感に欠ける
などがあります。
全体としてみると、ゼルダの伝説の世界観の再現度が高く、ゼルダシリーズのゲームキャラが多数登場するので、ファンの満足度は高いです。
爽快なアクションゲームを探している方や、やりこみ要素の豊富なゲームをやりたい方、ゼルダシリーズのキャラクターで使いたいキャラがいるという方に、特におすすめしたいゲームです。
本記事を見て興味を持ったら、手に取って遊んでください!
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