- 桃鉄で一番高い物件は桃太郎ランドだけど、次に高いのはどこなの?
- 桃鉄で高額な物件でリアルでも買収することできるの?
桃太郎電鉄のひとつの見どころといえば、その時代によって変化する物件の変遷です。
中でも、高額物件を見ると、その時々の主要な日本の産業や、経済の変化の歴史がわかります。
いわば桃鉄は日本の経済の教科書なわけですね。
そこで本記事では、桃太郎電鉄~昭和、平成、令和も定番!~に出てくる高額物件トップ10を紹介し、その元ネタと、リアルに物件を買おうと思ったらいくら必要なのかを考察します。
この記事を読めば、桃鉄令和に出てくる高額物件がわかるので、どこにゴールドカードやシンデレラカードを使ったらいいかわかります。
結論から言うと、岡山の桃太郎ランド、幕張の東京ネズミーシー、幕張のスタートトゥモローが高額物件のトップ3になります。
東京ネズミーシーは東京ディズニーシーが元ネタで、 スタートトゥモローはIT企業のZOZOTOWNが元ネタになっています。
その他の高額物件については、記事本文を読んでみてください。
この記事を書いた私のプロフィールは、以下の通りです。
<遠藤ティムのプロフィール>
- ファン歴30年オーバーの任天堂ファン
- 遊んだニンテンドースイッチのゲームは100本以上
- 語れる任天堂豆知識は200個以上
- ブログ村任天堂カテゴリ1位
- ゲームの腕はいまいち
の任天堂ファンブロガー&ゲーム解説者。
私は30年以上任天堂ファンをしてきました。
すべての任天堂ファンに役立つ情報をお届けします。
桃太郎電鉄(桃鉄令和)とは
ゲーム情報
タイトル | 桃太郎電鉄~昭和、平成、令和も定番!~ |
対応ハード | Nintendo Switch |
発売日 | 2020/11/19 |
メーカー | コナミデジタルエンタテイメント |
ジャンル | ボードゲーム |
対象人数 | 1~4人 |
オンライン通信 | 対応 |
CERO | A(全年齢対象) |
公式サイト | こちらからどうぞ! |
桃太郎電鉄とは、サイコロの出た目ですごろくの様に日本全国を動き回って、物件を購入して、日本一の会社を目指すゲームです。
ゲーム内では特殊な効果を及ぼすカードもあり、カードの使い方が駆け引きを生みます。
目的地から一番遠い人に、様々な悪い効果をもたらす貧乏神がつくことから、貧乏神をめぐる駆け引きもあります。
桃鉄は運の要素が強いパーティゲームと思われがちです。
運の要素があることは否定しませんが、実力でカバーできる要素も多数あり、戦略を練る楽しみもあります。
桃太郎電鉄の最新作は、ニンテンドースイッチで発売された、『桃太郎電鉄~昭和、平成、令和も定番!~』です。
桃鉄令和の情報については、『桃太郎電鉄(桃鉄)とは?スイッチ(Switch)版桃鉄令和まとめ』にまとめています。
あわせてどうぞ!
モデル企業のリアル買収金額の計算方法
今回の記事では「元ネタの会社の、時価総額の半分」として計算します。
株式会社は、上場さえしていれば、その株を買うことで誰でも会社を買うことができます。
そして、その会社が発行している株の半分を持つことで、議決権を行使できます。
つまり、会社を自由に指示できるんですね。
そこで本記事では、その会社が発行している株×株価(=時価総額)の半分の金額があれば、会社を買えると考えます。
実際には、株主から株を売ってもらわないといけないので、株価を吊り上げないといけないとか、ホリエモンの事件のように、大きな会社の敵対的買収となるとニュースになるので買収が困難になる、独占禁止法の制約にひっかかるなどの制約があるので、もう少し高くなりそうですが、そこは考えないで計算します。
時価総額は、2021年5月某日の、YAHOO!ファイナンスのデータを参考にしました。
桃鉄令和 高額物件トップ10と元ネタ、リアル買収金額
第10位:幕張・東京ネズミーランド 桃鉄価格5500億円
第10位には、幕張の東京ネズミーランドがランクインしました。
元ネタは皆さんご存じの東京ディズニーランドですね。
物件単位では10位になっていますが、会社単位では後述の東京ネズミ―シーも含まれるので、桃鉄で買える会社の中では事実上の1位と言えるかもしれません。
リアルでは、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、オリエンタルランドという会社が運営しています。
時価総額は5兆6281億なので、リアルで買収に必要な金額は2兆8140億円、リアルでの時価総額ランキングでは20位です。
いきなり兆単位のすごい金額が来ました。
第9位:横浜・自動車会社 桃鉄価格6000億円
第9位には、横浜の自動車会社がランクインしました。
こちらの元ネタは横浜にある、日産自動車になります。
流石に最新作ではカットされていますが、少し前の桃鉄では、タンスニ・ゴーンという経営者が経営を立て直すイベントなども用意されていました。
時価総額は2兆3117億なので、リアルで買収に必要な金額は1兆1559億円、リアルでの時価総額ランキングでは66位です。
第8位:浅草・東京セカイツリー 桃鉄価格6340億円
第8位には、新物件、浅草の東京セカイツリーがランクインしました。
リアルでは、皆さんおなじみの東京スカイツリーになります。放送塔として立てられましたが、中ではテナントショップが多くあり、色々な買い物ができます。
東京スカイツリーの運営会社は、東武タワースカイツリー株式会社になります。
こちらは上場してない会社なので、親会社の東武鉄道で時価総額を考えます。
東武鉄道の時価総額は5896億なので、リアルで買収に必要な金額は2948億円です。
第7位:品川・総合電機メーカー 桃鉄価格6400億円
第7位には、品川の総合電機メーカーがランクインしました。
こちらの元ネタは、家電やゲーム機などで有名なSONYになります。電気機器以外にも映像や音楽のメディアや、保険など、多岐にわたって経営しています。
時価総額は13兆7455億なので、リアルで買収に必要な金額は6兆8728億円、リアルでの時価総額ランキングでは堂々の3位です。トップ3になると買収金額も兆単位になってきますね。
番外:京都・ゲーム開発会社 桃鉄価格102億円
SONYがあって任天堂はないのか?とご不満の皆さん。
安心してください。任天堂もしっかり収録されています。
京都にあるゲーム開発会社が、任天堂をモデルにしています。
桃鉄での販売価格こそ控えめな102億ですが、収益率はこの価格の物件にしては破格の20%。
優良な経営体制がしっかりと再現されています。
時価総額は8兆2543億なので、リアルで買収に必要な金額は4兆1272億円、リアルでの時価総額ランキングでは驚きの8位です。
娯楽産業(ゲーム+花札など)だけで、時価総額8位は破格のポテンシャルです。
日本を代表する企業として文句なしの時価総額でしょう。
任天堂が102億で売っていたら驚愕のお買い得物件なので、皆さんもぜひ買収しましょう。
同率5位:豊田・自動車工場 桃鉄価格7000億円
第5位には、豊田の自動車工場がランクインしました。
こちらの元ネタは言わずと知れたトヨタ自動車です。
世界中に車を輸出している企業なので、長年の間、日本を代表する企業として賞賛されてきました。
電気自動車や自動運転など、新しい技術開発も盛んにされています。
最近では、新しく街を作る計画もあるみたいですね。
時価総額は26兆5184億なので、リアルで買収に必要な金額は13兆2592億円、リアルでの時価総額ランキングでは文句なしの1位です。日本を代表するナンバー1企業と言えるでしょう。
同率5位:登米・電子マネー工場 桃鉄価格7000億円
同じく第5位には、登米の電子マネー工場がランクインしました。
元ネタは少し難しいのですが、デクセリアルズという、電子機器向けの素材を扱う化学メーカーです。
時価総額は1298億なので、リアルで買収に必要な金額は649億円です。
リアルでの時価総額は控えめですが、桃鉄の世界では電子マネーを作れる技術が大いに発展しており、評価されているのもしれません。
スリの銀二が大金をスレるということは、社長がそれだけのお金を持ち歩けるということ、札束で持ち歩くのはきついので、桃鉄の世界ではフィンテックや電子マネーに関する技術がかなり発達しているように見えます。
セキュリティももっと発達してほしいですが
4位:京都・宅配便会社 桃鉄価格7200億円
第4位には、京都の宅配便会社がランクインしました。
元ネタはおなじみの佐川急便です。みなさんも1度はお世話になったことがあるのではないでしょうか?
時価総額は1兆5907億なので、リアルで買収に必要な金額は7954億円、リアルでの時価総額ランキングでは96位です。
桃鉄での価格とリアルでの買収価格が一番近くなりました。これだけリアルな理由は謎です。
同率2位:幕張・スタートトゥモロウ 桃鉄価格8000億円
同率2位には、幕張のスタートトゥモロウがランクインしました。
元ネタは少し難しいですが、洋服のインターネット販売(ZOZOTOWN)をやっている株式会社ZOZOになります。
以前は、スタートトゥデイという社名だったので、そこからとったようです。
ちなみに社名スタートトゥデイの由来は、バンドの演奏する曲からだそうです。独特ですね。
時価総額は1兆1500億なので、リアルで買収に必要な金額は5750億円、リアルでの時価総額ランキングでは125位です。
こちらは、桃鉄価格の方が少し高めですが、インターネット関係の企業は成長がめまぐるしいです。(ソフトバンクグループも時価総額2位に入っています)
リアルでの時価総額が、桃鉄価格に追いつく日も近いかもしれません。
同率2位:幕張・東京ネズミーシー 桃鉄価格8000億円
同率2位には、幕張の東京ネズミ―シーがランクインしました。10位にある幕張の東京ネズミーランドも同じ運営会社なので合算すると、1億3500万となり、単独2位に躍り出ます。
元ネタは言わずもがなですが、幕張にある遊園地、東京ディズニーシーです。
リアルでは、東京ディズニーランドと同様に、オリエンタルランドという会社が運営しています。
時価総額は5兆6281億なので、リアルで買収に必要な金額は2兆8140億円、リアルでの時価総額ランキングでは20位です。
1位:岡山・桃太郎ランド 桃鉄価格10兆円
さて、いよいよ1位の桃太郎ランドがやってきました。
桃鉄では恒例の超高額物件で、社長を志す者ならだれでも1度は桃太郎ランド経営を夢見ると言われる、伝説的な物件となっています。
桃鉄価格では驚異の10兆円ということで、リアルでの時価総額も気になる方が多いと思います。
ですが、実は桃太郎ランドはリアルではありません。
高額物件では唯一の、架空の企業になります。
架空なので買収にかかる金額も算定できませんが、広域の土地を買って、アトラクションなど設置して、お客さんを呼んで、人員も配置して、、、などをイチからやっていくと、莫大なお金がかかりそうですね。なので、あえて買収に必要な価格は示さず、無限大とさせていただきます。
桃鉄世界の経済と日本経済は少し違った
桃鉄令和の高額物件トップ10と元ネタになった企業を紹介してきました。また、元ネタになった企業の時価総額を調べ、実際に企業を買おうと思ったらいくらかかるのか調べてみました。
桃鉄の世界で、トップ3の高額物件は以下の通りになります。
- 1位:岡山、桃太郎ランド(元ネタなし)
- 2位タイ:幕張、東京ネズミーシー(元ネタ:東京ディズニーシー)
- 2位タイ:幕張、スタートトゥモロー(元ネタ:ZOZOTOWN)
桃鉄世界の経済と、リアルな日本経済の違いが、なんとなく見えてきました。
これを機に、桃鉄世界の経済がどうなっているのか想像をめぐらしてみたり、リアルな日本経済がどうなっているのかを調べてみるのも面白いと思います。
これだけの日本を代表する企業が買収できるのは、桃鉄だけです。
ぜひゲームの中だけでも買収劇を展開して、そのスケール感を堪能してみましょう。
\この記事がいいと思っていただけたら/