イラストレーターに依頼したいけど、個人で依頼できるの?
依頼できても、ちょっと勇気が必要だよね。
こんな悩みを持っている方いませんか?
確かにイラストを描くコツはあっても、イラストレーターさんに依頼するノウハウってあまりないので、ちょっと怖いですよね。
そこで本記事では、これからイラストを依頼したい方に向けて、個人がイラストレーターに依頼する際の流れを紹介します。
今回は後編ということで、イラストレーターさんに依頼した後の、イラストのチェックなどの依頼者側の作業の流れについて紹介します!
依頼者側が気を付けることで、
- イラストレーターさんに気持ちよく仕事をしてもらえる。
- イラストのクオリティが上がるので発注者側もプラスになる。
と双方にメリットがあります。
読めば、あなたも勇気とマナーをもってイラストレーターさんに依頼できるでしょう。
結論としては、依頼の流れは、
- イラストレーターさんを探す (前回記事の記載範囲)
- 仕様を提示・整合する (前回記事の記載範囲)
- 著作権・使用権の整合 (前回記事の記載範囲)
- アイデア・参考資料出し (本記事の記載範囲)
- イラストレーターさんに依頼 (本記事の記載範囲)
- ラフ案・下絵の修正 (本記事の記載範囲)
- イラストの最終確認 (本記事の記載範囲)
- イラストの完成 (本記事の記載範囲)
- (Want) イラストレーターさんの宣伝 (本記事の記載範囲)
となります。
イラストの依頼を考えている方は、ぜひ一読してから、依頼ください!
依頼前の準備事項
前回の記事では、イラストレーターさんに仕事を発注する前の準備事項について紹介しました。
具体的な準備事項としては、
- イラストレーターさんを探す
- 仕様を提示・整合する
- 著作権・使用権の整合
などがあります。
今回は、かわいいイラストが得意なことねぎさんに依頼をしました。
ことねぎさんの、プロフィールはこちら。
・ハンドルネーム:ことねぎ
・ホームページ:https://twitter.com/KotoNegi_6owo6
・得意なイラスト:ゆるかわいいイラスト、VTuberさんの立ち絵デザイン
・イラストのこだわり:かわいいと癒しを研究しています。形にできていたら嬉しいです。
・ブログ読者に向けて一言:個人依頼もどしどし募集しています!まずはお気軽に相談からどうぞ!
依頼後の作業の流れ
イラストレーターさんに依頼
仕様・著作権・イラストの使用範囲などが決まったら、いよいよイラストレーターさんに依頼します。
イラストレーターさんから見積もりが届いたら、それに応じて依頼しましょう。
正式発注したら、イラストレーターさんの作業が始まります。
双方、わくわくする瞬間ですね。
ちなみに、費用の支払いについては、依頼終了時点で支払うパターン、絵を描いていただいた後に支払うパターン、依頼後と完了時に分けて支払うパターンの3種類があります。
イラストレーターさんから提示を受けるはずでので、それに沿って支払いをしましょう。
アイデア・参考資料出し
イラストレーターさんは、依頼者が指定したイラストを描くのが仕事です。
(ただし、デザインを提案してくれるイラストレーターさんもいます。)
私も勘違いしていましたが、デザインを考えるのはデザイナーさんの仕事です。
抽象的なイメージの指示(例:かわいい絵を描いて!)だけでは人によってイメージがぼやけてしまいますので、具体的にアイデアを出しましょう。
私自身は、依頼者がちょっと具体的すぎるかなーと思うくらいイラストのアイデアを出しました。
具体的には、以下の内容を提案しました。
- 髪型はちょっとボサボサ
- 表情は優しい感じ
- メガネをかける
- 服装は魔法使いっぽい服装
- マントをつける
などなど。
ラフ画が提示できればベストですが、デザインやイラストの知識が必要なので、できない方も多いと思います。
その場合でも、イメージに近い写真やイラストを参考資料として送り、できる限り自分のイメージを伝えましょう。
私は設定資料集を作るつもりで、参考画像を提示して、なんでかわいいと感じるのかアイデアを出しました。
イラストは苦手なのですが、設定資料集を作るのは好きなので、楽しく制作できました。
ラフ案・下絵の修正
依頼してからしばらくすると、イラストレーターさんからラフ絵・下絵の案が提案されます。
確認して、自分のイメージに合うか判断し、変えてほしいところは修正依頼を出しましょう。
ここで注意点としては、構図・ポーズ・服装などの大きな変更は、ラフ案のうちでないとできません。
ラフ案はイラストの方向性を考える段階なので修正可能ですが、仕上げに入ってから修正指示あると対応できないためです。
逆に言うと、依頼者にとっては、完成品の出来栄えが決まる山場です。
1回の修正で終えるぐらいの気持ちで、全力で考えましょう。
私は、以下のような修正依頼をお願いしました。
- 髪の色と服の色
- 眉毛の形
- イラストのポーズ
うわー、ずいぶん具体的だねー
イラストレーターさん困っちゃうんじゃないの?
イラストが完成してから修正依頼すると、もっと困っちゃうんだ。
自分のイメージを伝えるためにも、ラフ絵の時点から遠慮なく修正依頼をお願いしよう!
イラストの最終確認
数回の下絵修正が終えると、イラストレーターさんから完成品の画像の提案があります。
最終確認して、OKかNGか判断しましょう。
前述の通り、構図・ポーズ・服装などの大きな変更はNGです。
光の向きや強弱などのラフの段階では描かれていない内容で、気になる点があれば、修正依頼をしましょう。
個人的には、仕上げはイラストレーターさんにお任せでいいかなぁと思います。
私に絵心がないので、なおさら。
イラストの完成
これらの工程が終わると、遂にイラストが完成です。
苦労した分、実際に完成品のイラストを見たら、感慨もひとしお。
大いに喜びましょう!
完成したイラストはこちらです!
- かわいい
- かっこいい
- 知的
と3拍子揃った素晴らしい出来に思うのですが、いかがでしょう?
うん、かわいくていい感じだね!
私のアイデアも、極限まで採用してもらいました。
ことねぎさんの力量に、感服です。
また、オプション(有料)で背景としてカエルくんも描いてもらいました。
こちらもかわいくできたよー
(Want) イラストレーターさんの宣伝
これは必須ではありませんが、依頼完了で終わりというのも味気ないもの。
もし完成したイラスト素敵だったら、イラストレーターさんをtwitterやブログなどで紹介・宣伝してあげましょう。
知名度が付加価値となるイラストレーターさんにとって、宣伝は喜んでくれるはずです。
喜びの声や感想などを、ぜひアピールしてあげてください。
私はX(twitter)で、以下の通りアピールしました。
依頼者側の発注の流れと注意点まとめ
本記事では、イラストレーターさんに依頼してから後の、依頼者側の発注の流れと注意点を紹介しました。
イラストレーターさんへ依頼する際の流れは、
- イラストレーターさんを探す
- 仕様を提示・整合する
- 著作権・使用権の整合
- アイデア・参考資料出し
- イラストレーターさんに依頼
- ラフ案・下絵の修正
- イラストの最終確認
- イラストの完成
- (Want)イラストレーターさんの宣伝
となります。
結構依頼者側も大変だと感じたのではないでしょうか。
ですが、依頼者が頑張って依頼すれば、イラストレーターさんも応えてくれるはずです。
イラストレーターさんの立場に沿って、気を付けて依頼することで、
- イラストレーターさんに気持ちよく仕事をしてもらえる。
- イラストのクオリティが上がるので発注者側もプラスになる。
と双方にメリットがあります。
ぜひお互い協力して、素敵なイラストを作り上げていきましょう!