- 今作から桃鉄を始めた方
- 桃鉄の対人戦でなかなか勝てず悩んでいる方
桃鉄の最新作「桃太郎電鉄 ~昭和、平成、令和も定番~」(以下、桃鉄令和)は、出荷本数250万本に達し、人気のパーティーゲームになっています。
そうなってくると、盛り上がるのが通信対戦。家族や友人と盛り上がることも多いと思いますが、今作から始めた方には、全然勝てない!理不尽な運ゲーじゃないかと思う方もいるのではないでしょうか?
確かに桃鉄は、運の要素もありますが、いくつかのポイントを抑えることで、勝率をグッと上げることができます。
今回は、桃鉄でオンライン対戦を10回以上戦い抜いてきた管理人が、対戦でよく使われる”3年決戦”を対象として、友人・家族間での対戦で勝てるようになるための戦術・戦略を紹介します。
ここに書いてあることを覚えるだけで、初心者~中級者間での対戦では大分有利に立ち回れ、オンライン対戦でもそこそこ戦えるレベルになれるでしょう。
序盤・中盤・終盤のそれぞれのフェーズに分け、上手な立ち回り法を紹介してます。
対戦のときは、今どのフェーズにいるのかを意識しましょう。
ぜひ、ビギナーの方や、これから対戦を始めようという方、読んでください。
初心者を対象としているため、応用的な戦術(千葉周回・★飛びなど)は割愛しています。ご了承ください。
この記事を書いた私のプロフィールは、以下の通りです。
<遠藤ティムのプロフィール>
- ファン歴30年オーバーの任天堂ファン
- 遊んだニンテンドースイッチのゲームは100本以上
- 語れる任天堂豆知識は200個以上
- ブログ村任天堂カテゴリ1位
- ゲームの腕はいまいち
の任天堂ファンブロガー&ゲーム解説者。
私は30年以上任天堂ファンをしてきました。
すべての任天堂ファンに役立つ情報をお届けします。
本記事では桃太郎電鉄 ~昭和、平成、令和も定番!~(桃鉄令和)についての攻略記事をまとめています。
最新ゲームの、桃太郎電鉄ワールド ~世界は希望でまわってる!~ (桃鉄ワールド)は『桃鉄ワールド(スイッチ) で勝てる!秘密の攻略情報まとめ』で順次攻略しています。
桃鉄ワールドの攻略が見たい方は、ぜひこちらを参照ください。
桃太郎電鉄(桃鉄令和)とは
ゲーム情報
タイトル | 桃太郎電鉄~昭和、平成、令和も定番!~ |
対応ハード | Nintendo Switch |
発売日 | 2020/11/19 |
メーカー | コナミデジタルエンタテイメント |
ジャンル | ボードゲーム |
対象人数 | 1~4人 |
オンライン通信 | 対応 |
CERO | A(全年齢対象) |
公式サイト | こちらからどうぞ! |
桃太郎電鉄とは、サイコロの出た目ですごろくの様に日本全国を動き回って、物件を購入して、日本一の会社を目指すゲームです。
ゲーム内では特殊な効果を及ぼすカードもあり、カードの使い方が駆け引きを生みます。
目的地から一番遠い人に、様々な悪い効果をもたらす貧乏神がつくことから、貧乏神をめぐる駆け引きもあります。
桃鉄は運の要素が強いパーティゲームと思われがちです。
運の要素があることは否定しませんが、実力でカバーできる要素も多数あり、戦略を練る楽しみもあります。
桃太郎電鉄の最新作は、ニンテンドースイッチで発売された、『桃太郎電鉄~昭和、平成、令和も定番!~』です。
桃鉄令和の情報については、『桃太郎電鉄(桃鉄)とは?スイッチ(Switch)版桃鉄令和まとめ』にまとめています。
あわせてどうぞ!
桃鉄令和、3年決戦全体の攻略のポイント
貧乏神を避ける、キングボンビーに被弾しない
まず始めに、貧乏神に取りつかれない方法を考えてください。例えば
- 目的地から一番遠くならない
- 急行系カードをできるだけ貯めておいて他のプレイヤーへなすりつける
- いつでも、なすりつけられるよう、他のプレイヤーと固まる
などです。
このゲームは、貧乏神に取りつかれると、カードは捨てられるは物件は売られるはで、計画がどんどん崩れてきます。
さらに、一度貧乏神に取りつかれると、サイコロの目を1か2にさせられたり、急行系カードを捨てられたりして、どんどん、なすりつけることが難しくなってきます。
さらに3年決戦では、序盤でも遠慮なく、貧乏神がキングボンビーになります。
キングボンビーになって、1回でも悪行を食らってしまったら、その試合の勝ちの目はなくなってしまいます。
1回も貧乏神に取りつかれないぐらいの気持ちで、貧乏神に取りつかれない方法を考えてください。
しかし、貧乏神に取りつかれたくないのは、他のプレイヤーも同じです。
ぜひ、貧乏神に取りつかれない手段を2つ、3つと用意して、相手の一歩上をいくようにしましょう。
貧乏神の対策については、『【桃鉄令和】貧乏神(ボンビー)対策・なすりつけテクニック5選』にて詳しく解説しています。
宝くじ駅は優先して入って一攫千金を狙う
今作の宝くじ駅は、5等や6等でも目的地到着と同じぐらいの額がもらえるなど、目に見えて強いです。
特に短期的な収益が求められる3年決戦では、その強さが一層際立ちます。
もし宝くじ駅に入れそうなら、優先的に入るようにしましょう。
序盤(1年目)の攻略のポイント
序盤のうちは物件への投資を我慢する
3年決戦では始めに1億円貰えますが、それを最初に止まった物件駅で全て使う方を見かけます。
ですが、それは非常にもったいないです。
仮に物件の収益率が一般的な食品物件の50%として、3年間フルに守り通せたとしても、3年の収益率は150%。
一見有効そうですが、3年間のインフレの影響ですぐに埋もれてしまう金額です。
また、万が一貧乏神に売られたり、借金を背負って売らざるを得ない場合、半額で売るため50%損してしまいます。
お金がそこまでない序盤での物件への投資はあまり有効でないため、できるだけ避け、多少お金が出てもマイナスにならないくらいの、現金を常に持つようにしましょう。
急行形カード(移動系カード)に投資する
では、どこに投資すればいいのか。
おすすめの投資先は急行形カード(移動系カード)です。
急行形カードがあれば、目的地に近づけて入れる確率を高めてくれるとともに、貧乏神に取りつかれにくくできます。
また、仮に貧乏神に取りつかれたとしても、相手になすりつけやすくしてくれます。
さらに、カードの出目が増えることで、狙ったマスに入りやすくもできます。
このように、攻撃の面でも防御の面でも要となりますので、もし★マスに入れたら、急行形カードを購入するようにしましょう。
黄色マスに止まってカード集めを優先する
また、序盤の手札があまり揃っていない場面では、カード駅に優先して止まり、カードを集めるようにしましょう。
カードが多くあることで、有利に戦うことができますし、もし借金を負うことになってしまっても、カードは売らなくて済むので資産となります。
貧乏神にとりつかれない程度に、カードを集めることを意識してみてください。
中盤(2年目)の攻略のポイント
相手の攻撃系カード、強力なカードを覚えて警戒する
2年目の中盤戦になってくると、相手のカードも揃ってくるので、攻撃系カードを持ち始めると思います。
相手の持っているカードを覚えておき、いつ攻撃系カードが飛んできても被害を最小限に抑えられるよう、対策しましょう。
例としては、
- 相手が剛速球カードを持った ⇒ 強いカードを早めに使ってしまう。
- 相手が坊主丸儲けカードを持った ⇒ 現金を物件などに使ってしまう。
などです。
特に警戒すべきカードは、『【桃鉄令和】全力で狙え!バランス崩壊必至の最強カードランキング』にて紹介しているので、詳しく知りたい方はこちらも読んで下さい。
被害を完全に抑えるのは難しいですが、警戒しないと相手の攻撃の的になってしまうので、できるだけ避けるようにしましょう。
攻撃系カードの使用はギリギリまで粘る
先ほどの攻撃系カードの話と対になりますが、こちらが攻撃系カードを持つことで、逆に相手に対してプレッシャーを与えることができます。
そして相手に、攻撃系対策の行動をとらせることを強要できることに繋がります。
攻撃系カードを持ってるだけで、相手の行動を縛る抑止力になります。
使うのをできるだけ粘って、長いターン数相手の行動を縛るようにしましょう。
ただし、使わないのはもったいないので、使用するチャンスには遠慮なく使っていきましょう。
利益率の高い物件を購入する
2年目になると、少しお金に余裕が出てくると思います。運よく目的地に到達できれば、多額の現金を持てるかもしれません。
余裕が出てきたら、その資金で利益率が高い物件を購入しましょう。
目安としては、大体50%以上の物件がおすすめです。
逆に高額物件に多い10%以下の物件は、50%以上の利益率の物件に投資したいので、独占をしない限り、見送ったほうがいいです。
桃鉄で驚異的な強さを持つ歴史ヒーローですが、3年決戦では歴史ヒーローは出ません。なので、歴史ヒーローの出る都市を、無理に独占する必要はありません。
終盤(3年目)の攻略のポイント
使えないカードを過剰に買わない
3年決戦の終盤戦となる3年目では、そろそろゲーム終了に向けた出口戦略も考えましょう。
カードは、ゲームを有利に進める効果はありますが、最終的な順位を決める総資産には1円も反映されません。
そのため、3年目以降は、使わないカードを過剰に買わないよう注意しましょう。
体感ですが、周遊カードは3~4回程度使うことができます。
追記:情報いただきました。急行系はのぞみ周遊以下が最低5回、ロイヤルEXが最低7回、リニア周遊が最低9回使えるそうです。
情報ありがとうございます!
できるだけ使い切って、終えられるよう、持ち枚数は調整しましょう。
持ってるカードは使い切る
先ほどの話と重複になりますが、カードは最後までもっていても意味がありません。
持っているカードは極力使い切るようにしましょう。
3年目開始の時点で、12ターンしかターンはありません。
結構短いので、積極的にカードは使うことを心がけてください。
また、最終ターンに★マスに止まれたら、持っているカードを全て売ることも効果的です。
できるだけ資産を増やす
また、3年目はお金を増やす最後の機会にして、インフレ率の関係で最もお金を増やしやすい年でもあります。
目的地につくのはもちろんのこと、青マスや宝クジマスに止まるなどして、できるだけ現金を増やして、最後の追い上げをしましょう。
また、もし現金が増えたら、物件を積極的に買って、収益を極力増やすようにしましょう。
桃鉄令和のオンライン3年決戦は戦略が決め手
桃鉄令和の対人戦3年決戦を前提として、基本的な戦略と前半・中盤・後半で立ち回りを紹介しました。
これらの戦術・戦略を覚えて、立ち回りを変えるだけでも、初心者~中級者間の対戦で大分有利に立ち回れるはずです。
また、オンラインにおいても、堅実なプレーヤーとして、そこそこ戦えると思います。
しかし、これらはあくまで基本的な戦略で、より上位に行くためには、何回か経験をして自分なりの戦い方を模索する必要があります。
ぜひこの戦略をベースに、色々アレンジして、自分なりの戦略を構築していってください。
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