- 桃鉄やってるけど戦い方がワンパターンになってきて飽きた。
- 変わったローカルルールが知りたい。
- 桃鉄でCPUが弱すぎる、何か縛りプレイが欲しい。
こんな悩みや希望をお持ちの方はいないでしょうか?
桃鉄令和はゲームバランスも良く面白いのですが、しいて言うと一部のカードが強すぎて、プレイがワンパターンになりがちです。
対戦では最初に千葉周辺のナイスカード駅でカードを集めて、カード売り場で売って刀狩りカードを買うのが固定化されているという方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ちょっと変わったローカルルールとしてカードを縛るローグライク桃鉄を提案します。
本記事を読めば、普段とは違った気分で桃鉄が楽しめ、マンネリを解消できます。
結論としては、ショップでのカード購入、周遊系カードの複数回利用、カードバンク駅の利用などを縛ります。
ランダム性が上がり、引いたカードの応用力が試されるので、一味違った気分で桃鉄を楽しめます。
この記事を書いた私のプロフィールは、以下の通りです。
<遠藤ティムのプロフィール>
- ファン歴30年オーバーの任天堂ファン
- 遊んだニンテンドースイッチのゲームは100本以上
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- ゲームの腕はいまいち
の任天堂ファンブロガー&ゲーム解説者。
私は30年以上任天堂ファンをしてきました。
すべての任天堂ファンに役立つ情報をお届けします。
桃太郎電鉄(桃鉄令和)とは
ゲーム情報
タイトル | 桃太郎電鉄~昭和、平成、令和も定番!~ |
対応ハード | Nintendo Switch |
発売日 | 2020/11/19 |
メーカー | コナミデジタルエンタテイメント |
ジャンル | ボードゲーム |
対象人数 | 1~4人 |
オンライン通信 | 対応 |
CERO | A(全年齢対象) |
公式サイト | こちらからどうぞ! |
桃太郎電鉄とは、サイコロの出た目ですごろくの様に日本全国を動き回って、物件を購入して、日本一の会社を目指すゲームです。
ゲーム内では特殊な効果を及ぼすカードもあり、カードの使い方が駆け引きを生みます。
目的地から一番遠い人に、様々な悪い効果をもたらす貧乏神がつくことから、貧乏神をめぐる駆け引きもあります。
桃鉄は運の要素が強いパーティゲームと思われがちです。
運の要素があることは否定しませんが、実力でカバーできる要素も多数あり、戦略を練る楽しみもあります。
桃太郎電鉄の最新作は、ニンテンドースイッチで発売された、『桃太郎電鉄~昭和、平成、令和も定番!~』です。
桃鉄令和の情報については、『桃太郎電鉄(桃鉄)とは?スイッチ(Switch)版桃鉄令和まとめ』にまとめています。
あわせてどうぞ!
桃鉄のゲームプレイにおける課題
桃鉄は駆け引きが面白く、ボードゲームの定番として愛されています。
一方で、何回もプレイしたプレイヤーからは、カードに関する以下の点が問題として指摘されることがあります。
強いカードを買う戦略に偏りがち
桃鉄では特定の駅でカードを買うことが出来るのですが、一部のカードが価格のわりに強いことが問題視されています。
特に、下記の3種のカードは強いカードとして挙げられがちです。
- ダビングカード:自分の持っているカードをもう1枚手に入れることができるため強いカードを確実に複製できる割に価格が4000万円と安い
- 刀狩りカード:対戦相手の任意のカードを1枚(ランダムで2枚)自分の物にできる
- ★飛び周遊カード:日本全国のほぼ任意のカード駅に移動できる上に強いカードを購入でき複数回使用できる
一部の強いカードが強すぎてプレイが固定される
特にプレイヤー対プレイヤーのオンライン対戦では、相手に勝つためには、相手より有利な行動を取る必要があります。
そこで、一部の強いカードを入手する動きにプレイングが固定されがちです。
冒頭で紹介した、最初に千葉周辺のナイスカード駅でカードを集めて、カード売り場で売って刀狩りカードを買うというパターンは、序盤の定番の動きとして定着しています。
本来推奨されているすごろくを遊んで目的地に一番でゴールを目指すという流れから外れることから、問題視されています。
これらは、ルールにのっとったプレイングなので、マナーに反することではありませんし、プレイングを否定する意図もありません。
ただ、このような動きが定番となっている現状のゲームバランスは、課題であると考えています。
ダビング・周遊・カードバンク駅が強すぎる
桃鉄には、任意のカードを複製できるダビング駅、自分の持っている周遊系カードの使用回数を初期に戻す周遊駅、普段7枚しか持てないカードを14枚預けて21枚使えるようにできるカードバンク駅が登場します。
慣れてくると停車も難なくできるわりに、どれも極めて強い効果を持つことから、ゲームバランスが崩れる要因として、課題に挙がっています。
カードバンク駅の特徴や使い方の詳細については、『【桃鉄令和】カードバンク駅はどこ?預けるおすすめカードは?』を読んで下さい。
カード縛り「ローグライク桃鉄」の提案
これらの課題に対する対策として、強力なカードを縛るローカルルールを決めて遊ぶことが考えられます。
ローカルルールの中でも、カードの引きの偶然性を上げることを狙って私が考えた、ローグライク桃鉄を、この記事では提案します。
- ローグライクとは
- 昔のゲーム「ローグ」と似たルールを持っているゲームのことを言います。具体的には、ダンジョンがランダムで生成されていたり、アイテムがランダムで落ちていたり、アイテム・レベルが持ち越せなかったり、といった特徴があります。
国内のゲームでは、不思議のダンジョン風来のシレンが有名ですね。
カード購入禁止(カードを売るのはあり)
課題でも挙げた通り、強力なカードは★駅で購入することができるので、カード購入を縛りましょう。
これにより、特定のカードを★駅で買って確実に入手することを防ぐことができます。結果として、カードの引きの偶然性のウエイトが上がります。
周遊系カードの複数回利用禁止(各カード使用は1回のみ)
周遊系カードは何回も使えて便利なのですが、便利すぎてみんな持ってしまったり、同じカードだけ使うという問題もあります。
なので、周遊系カードも1回だけしか使えないようにしましょう。
使った次のターンに、すぐ捨てることをルール化すると、スムーズに進みます。
各カードを1回しか使えないので、カードの入れ替えが激しくなりますし、普段使わないカードもどんどん使っていく必要が出てきます。結果として、複数のカードをうまく使う応用力が試されます。
ちなみに、ロイヤルEXカードや6大都市カードなど、周遊とつかないけど何回も使えるカードもありますが、それも縛った方がいいでしょう。
ダビング駅・周遊駅・カードバンク駅の利用は禁止(停車はOK)
前述の通り、ダビング駅・周遊駅・カードバンク駅のカードの効果も強力なので、縛った方がスリリングな戦いが楽しめます。(周遊系カードは1個上のルールで縛ってるので周遊駅のメリットはありませんが)
ダビング駅・周遊駅・カードバンク駅への停車はOKですが、停まっても効果を使わないようにしましょう。
カード縛りプレイで生じるメリット
カードがランダムになるのでランダム性が上がる
これらの縛りを行うことで、狙ったカードを手に入れたり、何回か使うという事ができなくなります。
結果として、黄色駅でランダムで手に入ったカードを、うまく使うことが重要になります。
カードがランダムになるので、ランダム性のウエイトが上がり、ゲームのたびに違った状況を楽しむことができます。
また、ランダム性が上がるので、普段勝てない人でも勝てるようになる可能性が上がります。
引いたカードをうまく使う応用力が試される
カードがランダムで手に入るということは、そのカードをうまく使う応用力が試されるということです。
普段使わないようなカードにも、意外な使い方があるかもしれません。
応用力が試されるので、今までとは違った考え方が必要になります。
一部カードのパワーインフレを抑えられる
狙ったカードを引くことができないので、刀狩りカードや、特急周遊カードなど一部の強力なカードのパワーインフレを抑えることができます。
結果として、カードのかけひきメインの従来のゲームバランスから、本来の意図であったすごろくゲームに近づくと考えています。
高速で移動できにくくなるので地味になりがちですが、近年のインフレ傾向にあった桃鉄から原点回帰して、シンプルなルールで遊べるようになります。
カード縛りローカルルール(ローグライク桃鉄)のまとめ
本記事では、普段のルールの桃鉄に飽きた方を対象に、ちょっと変わったローカルルールとしてカードを縛るローグライク桃鉄を提案しました。
ローカルルールの内容としては、
- カード購入禁止(カードを売るのはあり)
- 周遊系カードの複数回利用禁止(各カード使用は1回のみ、使った次のターンに捨てる)
- ダビング駅・周遊駅・カードバンク駅の利用は禁止(停車はOK)
の3点になります。
これをすることにより、一部の強力なカードの入手と、特定カードの複数回使用を縛ることができるので、カード入手のランダム性が上がります。
カード入手のランダム性が上がることで、
- 普段勝てない人でも勝てるようになる可能性が上がる
- 引いたカードをうまく使う応用力が試される
- 一部カードのパワーインフレを抑えられる
といったメリットがあります。
腕に自信がある方は、対CPU戦のハンデとして、自分に課してみても面白そうですね。
ぜひ、普段のルールの桃鉄に飽きた方は、試しに遊んでみてください。
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